記事2011031814自・大震災・八戸内陸部の工場、復活へ キジ2011031814ジ・ダイシンサイ・ハチノヘナイリクブノコウジョウ、フッカツヘ
解説
津波の襲来を受けた八戸市の臨海工業地帯に比べ、被害が小さかった内陸部の工場。燃料不足による物流の停滞で、原材料や製品の出入荷が困難となり、従業員の通勤手段の確保に四苦八苦しているものの、本来の生産体制を取り戻しつつある。 同市北インター工業団地の真空装置製造業のアルバック東北では、親会社アルバック(神奈川県茅ケ崎市)の協力を得て、金属類の原材料を確保。海外向け輸出は八戸港を利用できないため、一時的に陸送に切り替え、京浜から輸出することも検討している。 ガソリン不足により自家用車で通勤できない従業員の足の確保にも取り組む。同社には約600人の従業員が勤務しており、18日からバスをチャーターし、八戸市内外から送迎を行う予定。小野信一社長は「物流の復旧を急ぎ、工場を止めないで八戸の復興につなげたい」と力を込めた。 同市の食品販売製造業の三ツ和食品は、おいらせ町の工場が停電したものの、現在はほぼフル操業。福士修社長は「小売店の品薄もあり、麺などの注文が多い。多くの人に商品を届けるため、夜中まで操業している」と強調。従業員の通勤は、1台に複数が乗り合うことで何とか確保している。 階上町の伊勢屋金網工業八戸営業所は、金網を製造する機械の被災を免れた。震災直後は、従業員らが知り合いの企業へ応援に行き、復旧に向けた手伝いをしていたという。林賢吉所長は「製品の出荷は燃料不足で厳しいが、機械が無事だったので14日から作業に取り掛かっている」と生産体制の無事をアピールした。
データの提供元
青森震災アーカイブ(承継)
東日本大震災の被災地である青森県八戸市、三沢市、おいらせ町、階上町の共同事業として構築されたアーカイブ。行政文書のほか、市民から集めた写真、動画や体験談も収録。2024年6月26日ひなぎくでデータを承継。2024年3月31日サイト閉鎖。
最終更新日
2024/06/30