解説
語り部の活動 : ―― どうして、そういう活動をやろうと思ったんですか。佐藤:あんまり震災前は自分の町が好きじゃなかったんですけど、震災のあとに、南三陸町の良さをすごい感じて、町のために何かしたいな、自分が今できることは何かなって考えるようになって、その考えてずっともやもやしているときに、私の先輩がこの団体を立ち上げたので、この活動をしようと思いました。―― 語り部の活動をするうえで、大変だったなって思うことってありますか。佐藤:やっぱり一回一回話すので、話す度に、もちろん震災の当時の話を思い出さなきゃいけないっていう環境なので、最初のころとかは、ほんとに思い出す度にすごいつらいなって思ったりだとかはしましたね。―― そういう思いをするときに、活動にたいしてのためらいみたいのはなかったですか。佐藤:最初は、すごいありましたね。―― それは、自分の中でどんな気持ちで臨んでいったんですか。佐藤:活動していくなかですごい仲間が増えていって、それはもちろん地元の友達だったりだとか、あとは聴きに来てくださった大学生の方だとかだと、ツアーを組んで南三陸に来てくださったりだとかするっていう場面で、活動していくなかで仲間っていうのがどんどん増えていったので、その人たちと一緒に頑張ろうと思えば全然頑張れたので、乗り切れました。佐藤:私がいつも語り部で伝えてるのは、地元をすごい大事にしてあげてくださいっていうのとか、私は震災でおばを亡くしているので、感謝の気持ちを周りの人に素直に伝えてくださいっていうのを伝えているので、そういうのを聞いてくださって、「お家に帰ったら、感謝の気持ち伝えたいと思います」とか、あとは「今まで自分の地元のことを考えることがなかったけど、これからはちょっと地元に対して考えてみようかなって思います」っていうのをいつも感想にもらってて、少しでも伝わってくれてればうれしいなっていうのがありますね。
データの提供元
NHK東日本大震災アーカイブス
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最終更新日
2024/02/21